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    夢を諦めない

 青木拓磨は、車いすのハンデを乗り越え、人々に夢と勇気を与えるため、世界中を走ります。

 私は、1998年2月のテスト中に脊髄損傷を負い、志半ばで目標である世界選手権500cc
ロードレースでのチャンピオンの夢は諦めざる負えませんでした。

 しかし、モータースポーツへの愛情と挑戦する気持ちは絶えることなく、私自身を育ててくれた
モータースポーツ界の普及活動にこの10年間積極的に取り組んできました。

 ですがこの10年、充実した時を過ごせていた反面、
自分自身の「レースがしたい!!世界にチャレンジしたい!!」という気持ちを抑えきることが
できなくなっていました。

 そして、そんな私の想いを応援して下さる皆様やたくさんの仲間たちに支えられ、
昨年の2007年、4輪レースに転向、10年ぶりに国際格式レース(アジアクロスカントリーラリー)で
世界の舞台に復帰することができ、並み居る強豪を抑え4輪国際レース初参戦、2位という成績を
収めることができました。さらに今年は同レースでクラス優勝を果たすことができました。

  今年の初めにはダカーラリーに挑戦し、世界一過酷なラリーに参戦をいたしました。
しかしそのラリー中、臀部に褥瘡を患い日本に帰国後、入院。3度の手術を受け長い入院生活を経て
不屈の闘志で今回のアジアンラリーに2連覇をかけて参戦をいたします。

 新たな青木拓磨のチャレンジが始まります。


      誰にでもチャンスがある

 このレースを通じて、「車で移動する喜び」 「車と障害者は密接な関係にある」ことを
未来を担う子供たちに伝え、今後のモータースポーツの発展の一助となればと思っています。

 そしてモータースポーツを通じての社会貢献活動への姿勢を全世界に発信していきたいと思います。

 そんな私自身の姿から、
「生きる希望を持つ」こと、「決して諦めない」ということを感じていただければと願っています。

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